「走れ！プロジェクトマネージャー！」

　あるメーリングリストで、あるやり取りがありました。どこにでも「責任者」という方がいらっしゃいます。そのメーリングリストに、その「責任者」から、ある投げかけがありました。
　僕は個人的に、その投げかけ方が無責任に感じたため、ALLではなくTOで返信し、苦情を投げたところ、評判とは違って素直なお詫びメールが返ってきました。
「を！素晴らしいじゃない！」なんて思ったのも束の間。文面をよく見ると、メーリングリストにALLで返信したと思われる内容なのです。
　「そうではないですよ、これはTOでやり取りしていますよ」ということを返しました。彼に気遣いさせたかな、と心配になったからです。
　と、昨夜遅くに「そうだったんですか、なんか損した気分だ」というメールが返ってきました。
　「え？？？何だ？そりゃ？」僕は、一晩中むかついてました。
　もちろん、個人およびメーリングリストを特定するようなことは書きませんが、この文面を読んで、心当たりのある方もいらっしゃるかも知れません。
　ただ、ここで表現したかったのは、そのことを責めることではありません。

　多くの人は、程度の違いはあれど、表の顔と裏の顔があるのだと思います。それを、本音と建て前、と呼ぶ場合もあるのでしょう。
　この本音と建て前は、どのように使うのが正しいのでしょうか。
　僕自身は、本音と建て前以前に、自分のポリシーがあるのだと思っています。そのポリシーに従って使い分けるべきかな、と。
　ポリシーなくしての本音と建て前では、単純にイヤな人に感じられるでしょう。写真週刊誌などで（悪い意味で）取り上げられる有名人や政治家は、カメラの前ではニコニコして感じの良い方でも、そうではない場所では、態度や発言が悪い人がいると聞きます。
　僕がやり取りした相手は、決して芸能人でも政治家でもありません。ただ、その人はそういう使い分けをしているようです。
　皆さんは、ご自身で何か使い分けをされているでしょうか。
　僕は、ほぼ使い分けがありません。気に入らないことは、相手が誰でも言うことにしています。もちろん、言うだけの覚悟は持っていますが。（場合によりますかね・・（＾＾；）
　僕は器用ではないので、使い分けをするとどこかでボロが出そうな気がするからです。
　また、使い分けによる、自分自身のストレスが予想されるため、でもあります。
　使い分けが上手な方は、ボロが出ないようにしていただけると助かります。